丸窓のある2階中央の階段室

帳場の机
和風旅館

2005年1月から作り始めて2007年4月に完成した和風ミニハウスの全景です。玄関に唐破風を用いた3階建て縮尺1/20の和風旅館です。。

洋館のところで書きましたように縮尺が比較的小さいのと日本家屋の造作のすばらしさから結構手間がかかりましたが楽しみながらチャレンジ出来ました。現在は建物の中に収納する小物をいろいろ製作しています。
(2007年4月11日 記)

写真上左の部屋と写真右)は同じ部屋に掛軸・電灯・テーブル・座布団などを加えてみました。

まずは汗を流してリラックス。お風呂は本物の小石を用いて縁を仕上げています。窓は開閉できる無双窓。脱衣所には縁台と脱衣棚などがあります

台所には水屋箪笥、棚、かまど、薪の束や樹脂粘土で作った野菜や食器、アルミ缶の蓋で作った包丁やまな板、黒い紙で作ったお膳などの台所小物もあります。水道の脇には漬物桶や作業用の椅子なども置きました。

前面の壁を開くと内部が鳥瞰出来る構造になっています。

1階の左から風呂場、玄関脇の帳場、台所。2階は6畳の客室が2間。3階は左の部屋が板張りで囲炉裏のある8畳と右は6畳の客室です。それぞれの客室は異なる趣の床の間・床柱・床棚・地袋の造りです。では、各部屋を訪れてみましょう。

左の部屋(写真上)は杉丸太の床柱、桐の落としがけ、黒檀の床框をイメージした天袋と違い棚付です。右の部屋(写真右)は桜の自然木床柱、違い棚と地袋、ちんくぐりを備えた本格的な造りです。下の写真はは上と同じ部屋に調度品・電灯・布団などを加えてみると雰囲気がずいぶん変ります。

3階左の部屋は板張り、板戸に囲炉裏と自在鉤、太い梁のある部屋で民芸調の雰囲気を出しています片隅に階段箪笥と炭入れを置きました。

ここから3階の客間になります右の部屋は2階と同じ6畳間ですが床柱は絞り丸太、天袋と地袋を付けて大きくイメージを変えています。

坪庭と洗面所のある3階中央の階段室

ここから2階の客間になります左と右の部屋は同じ6畳間ですが床の間の造作の違いが部屋の雰囲気を大きく変えています。

玄関と帳場、富士山を形どった「くりぬき窓」、ついたて、帳場机の上には宿帳硯、墨、筆が脇には煙草盆などの小物もあります。

唐門の玄関を開けると土間と帳場(写真右)

入口に
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