色が乾いてから水性ニスを塗り光沢と重厚感を出します。
下地としてこげ茶色の水性アクリル絵の具で着色します
白木の家具としては完成しましたが、紙ヤスリで磨いて表面を平らにして塗装の準備をします
外側と平行して準備した箪笥の戸板と箪笥の引出しの部品全体
天板を乗せた状態で外側はほぼ終了
手前は爪楊枝ですので1/20の大きさを想像して下さい
二段目の上に三段目の箪笥を重ねる
ドールハウスは家作りの楽しみの他に家具や調度品を建物と同じ縮尺で限りなく本物に近いレベルで製作するミニチュア・ファニチュア作りの喜びもあります。しかも調度品などはテーマを設定して(例えば、あるお店とすると、その商品をそろえたり、雰囲気や季節感を演出する飾りつけ等)作る喜びもあります。更に普通の生活の中に季節毎の変化があるように、ちょつとした小物や飾付で季節毎の変化を表す事も出来ます。ここ明風舎は和風旅館のイメージで製作していますので家具類も伝統的な和風家具でそろえています。一例として階段箪笥の下の部分の製作過程を紹介します。
この階段箪笥(完成品)は下から四段目で上下に分かれますので下部に着目して下さい。
色に深みを出すために下地のこげ茶色の上に乾いてから赤茶色のアクリル絵の具で重ねて着色します
底板と裏板に横板をボンドで接着
中央の溝に板をはめ込み接着して一段目の箪笥を作る
一段目の上に二段目の箪笥を作る
外側と平行して塗装した箪笥の戸板と箪笥の引出しに「引き手」金具を取り付けて箪笥に組入れて完成です。