2007年4月01日
寒川神社の桜の参道  神奈川県高座郡寒川町
神奈川県寒川町にある相模国一ノ宮(旧国幣中社)の寒川神社の参道も隠れた桜の名所ですが、願掛けの棚に吊るしてある「おみくじ」も春らしい桜色が印象的でした。
2007年11月30日
笠間稲荷神社 茨城県笠間市笠間
日本三大稲荷として総本社の伏見稲荷大社のほか祐徳稲荷神社、豊川稲荷が歴史書などでは記述されていますが、伏見大社を除く他の二つの組合せは非常に地域性が高く又これらの神社は実際、昔から地元に深く信仰が根付いていますので地域ごとに諸説が色々ありますが、日本的な曖昧さですべての現状を肯定されています。従いまして概ね関東では笠間稲荷は三大稲荷の一つとして呼ばれています。ここは1350余年の歴史を誇る由緒ある神社ですが意外なほど小規模です。写真左から一の鳥居、楼門、拝殿。
   
2007年12月22日
筑波山神社 茨城県つくば市筑波
筑波山大御堂を訪ねた折に隣の筑波山神社に寄りました。筑波山中腹にあり徳川家の寄進と厚い保護で栄えた寺社で、特に寛永年間(1630年)に徳川家光の寄進による茅葺屋根付きの御神橋(写真左)、随神門(写真中)は桃山文化を伝える文化財としても有名です。また境内に男体山、女体山を持つ「縁結びの神」として名高く訪れた折にも大きな鈴が下がった拝殿(写真右)で綿帽子をかぶった花嫁姿を見る事が出来ました。
   
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旅浪漫は、つれづれにまかせて、国内のあちらこちらを訪れた記録ですので時折このページをのぞいて見てください。

                       舎主  
        

2007年 旅日記
2007年3月04日
甲州街道・台ケ原宿 山梨県北杜市
 山梨県北杜市白州町のサントリー白州蒸留所近くにある昔の面影を今なお残している宿場町。ここには創業寛延3年(1750年)の「七賢」の造り酒屋『山梨銘醸』があり店の軒先には杉の葉を束ねて丸く刈上げた大きな酒林が吊るされている。信州高遠の酒造業者・北原伊兵衛が江戸の往復の途中、白州の水の素晴らしさに惚れ込んで台ヶ原に分家を出したのが始まりとか。母屋は明治天皇の行在所(あんざいしょ)となった場所でもある。建物内部を見学させていただいたが諏訪大社の宮大工が作った欄間のすばらしさと、富士山を見立てたお庭の造形美に驚かされました。また街道を挟んで反対側には「焼き金鍔」で有名な和菓子の金精軒も昔ながらのたたずまいを保ち続けている。
2007年4月14日
大相撲春巡業・藤沢場所  神奈川県藤沢市
初めて大相撲を「タマリ席(砂かぶり)」で見る機会がありました。地方巡業の場所でしたが大きな力士の土俵を目の前で見るのは凄い迫力でした。「升席」より「タマリ席」が前である事や、土俵の方向も東西南北ではなく東西向正と呼ぶ事も”新発見”でしたが、初切、甚句、土俵入りなどのプログラムも相撲弁当やお酒と共に楽しめた一日でした。相撲の「のぼり」旗は今にも大相撲の櫓太鼓が聞こえてきそうな純日本的な情景です
   
2007年10月13日
榛名神社 群馬県高崎市榛名山町
紅葉見物を兼ねて榛名山、榛名湖と廻り榛名神社を訪れてきました。随神橋を渡り随神門(写真左)をくぐると右手に川が流れる長い参道を上り詰めると左手に武田信玄が戦勝祈願したと伝えられる樹齢1000年の矢立杉を曲がると急階段があり双龍門(写真右)をこえると重要文化財の本殿、国祖社、額殿につく。本殿の建物で目を見張るのは目貫の鷲、左右海老虹梁の2龍(写真右下)ほか精緻な彫刻が多くほどこされおり、また彫刻は縁の下の支木にさえ施されているのは、ただ驚くばかりでした。
 
旧信越線碓氷峠  群馬県安中市松井田町
旧JR信越線碓氷峠と言えばアプト式線路で有名な路線でしたが新線開通と伴に廃線となり現在は横川駅から、この現存する国内最大規模の全長 91m高さ 31m約 200 万個の煉瓦造りのめがね橋までの旧線跡が遊歩道になり、見晴らしの良い景色と幾つかのトンネル内を散策してきましたが、橋の煉瓦積やトンネルの石積や内部の煉瓦張の技術を見るに付け当時の職人技の素晴しさを感じます。
 
2007年10月14日  
小諸・懐古園 長野県小諸市丁
NHK大河ドラマ風林火山」の主人公山本勘助が築城した小諸城(酔月城)跡で明治時代に懐古神社(写真右)を祀り、それ以後、懐古園と呼ぶようになった。園内の高台からは千曲川を望む事ができ島崎藤村の「千曲川旅情の歌」や「惜別の歌」の詩の世界にしばし浸る事ができました。 
 
 
2007年3月03日
えんざん桃源郷 甘草屋敷 山梨県甲州市
春風に誘われて山梨県甲州市塩山 (JR中央本線塩山駅前)にある重要文化財・旧高野家住宅(甘草屋敷)での、ひな飾りを見てきました。江戸中期の享保雛、古今雛をはじめとして昭和に至る各時代の雛人形や、つるし雛の伝統美の絢爛豪華さに圧倒されました。写真右は昭和の初期まであった御殿飾り
2007年4月13日
信州伊那・高遠城址の天下一の花見  長野県伊那市高遠町
高遠への途中の車窓から見た山梨県一宮町の桃の花も満開でまさに桃源郷(シャングリラ)の様相でした(写真左)。弘前城・吉野山と並んで日本三大桜の名所として知られている高遠城址公園のコヒガンザクラを見に花見弁当・お酒付の格安ツアーで行ってきました。花はこぶりで赤みを帯びて可憐さと規模の大きさから「天下一の桜」と言われていますが約1500本の桜が山城跡に所狭しと咲き競う姿は壮観でした。
   
2007年7月29日
東京湾横断セーリング 神奈川県横須賀市浦賀港
会社の先輩の所有する31フィート(約10m)のヨットで東京湾横断(神奈川県浦賀から千葉県保田間往復)のセーリングを先輩・友人らと楽しみました。写真左は乗船したLady Liberty号、写真(中)は航海途中に出会った大漁旗をあげて神輿を運んでいた漁船団、右は通称おばけ煙突の東電横須賀発電所の煙突と東京湾フェリーの織りなす幻想的な夕暮れです。非日常的なゆったりとした時間と料理を堪能できました。
   
2007年3月10日
塩竈神社の帆手まつり 宮城県塩竃市
宮城県塩竈市にある塩竈神社の春を告げる帆手まつりに行ってきました。この街も歴史を感じる建物が大切に使用され良い景観を保っています。写真左は地酒「男山」の蔵元・阿部勘酒造店、写真右は味噌・醤油の荻原醸造、写真左中は「浦霞」の蔵元・佐浦塩竈神社・舞殿での奉納神楽「種播舞」では、最近では珍しくなった御神酒が見物者に振舞われ、子供向けにはお菓子が振舞われました。帰りに塩釜神社の御神酒酒屋として280年の歴史を持つ笹の露で紹介した「浦霞」の蔵元・佐浦に寄ってきました。蔵元限定品や地域限定品など日頃なかなか入手できない物が沢山あり、しばし興奮状態でした。帰りの新幹線では季節限定品の海宝弁当と「浦霞しぼりたて生原酒」を愉しみました。
 
2007年3月09日
庄内ひな街道 - 酒田の本間家 山形県酒田市
「本間様には及びはせぬがせめてなりたや殿様に」と歌われた戦前の日本一の大地主・山形県酒田の本間家旧別荘(写真左は昨夜のなごり雪の残る庭園)と旧本邸のおひなさまを見てきました。撮影禁止でしたので写真は撮影できませんでしたが、江戸時代、北前船で京都から運ばれてきた豪華な段飾りや雛飾り用のいわゆる和風ミニファニチュアである雛道具などの職人技には魅了されました。また「傘福」と呼ばれるこの地方独特のつるし飾りも始めて拝見しました。 
庄内ひな街道 − 山居(さんきょ)倉庫の欅並木と旧鐙屋 
明治時代に建築された米の保管倉庫でNHKのテレビドラマ「おしん」のロケ地に使用された場所でも有名ですが、この建物は二重屋根の土蔵造りで欅並木が夏の西日と冬の風を防ぐように自然を利用した天然の保管庫となる設計です。建物の一部が庄内米資料館となっていますが¥300の入場料は内容の貧弱さから高いと思います。またこの近くには日本酒の話でも紹介した「初孫」の醸造元の東北銘譲がありましたが時間が無かったので今回訪問できず残念
「旧鐙屋」(写真右下)は酒田市役所のちょうど向かいにある、石置杉皮葺屋根という昔のままの町屋造りの家で井原西鶴の著書『日本永代蔵』に書かれている有名な廻船問屋 
 
2007年4月23日
東京湾クルージング  東京都品川区
28フィート(8.5m)のクルーザーで東京湾内のクルージングを友人ら3家族で羽田空港沖からディズニーランド、隅田川、お台場と回りましたが海上から見るウオーターフロントと運河には日常と異なる景観に感動をおぼえました。写真右は東京湾からみるヂズニーシーのSSコロンビア号とタワ・オブ・ホラー
2007年5月27日
能登半島・巌門、機具(はたご)岩 石川県能登半島
奥能登を訪れてきました。写真左は日本海の荒波がつくった貫通洞門の巌門、右は機具岩(はたごいわ)と呼ばれる、しめ縄で結ばれた夫婦岩。 半島の西側は荒波によって削られた断崖が多く、豪奢な海岸美の眺めを作り出しています。右下は能登半島東側の七尾湾に面した穴水周辺には珍しい伝統漁法のボラ待ちヤグラがありましたが、今では観光用で使用していないと地元の人の話でした。泊まりは今年、開湯1200年を向かえる有数の温泉地で今回の旅行の足場にしました「和倉温泉」写真右下は温泉の源泉です。 
 
2007年5月28日 
「のと鉄道」珠洲駅と見附島(通称 軍艦島)
既に廃線となった「のと鉄道」の珠洲駅まで車で行きました。この写真では線路の残っている所を写していますが、殆ど線路はありませんでしたホームの下には雑草やタンポポが生い茂り過疎化を象徴する光景でしたが、のと鉄道は穴水-和倉温泉間はまだガンバッテいましたので、この間を乗車しました。単線でしたが車両は新しく快適な車両でしたので、少し残念でしたがノスタルジックな期待は裏切られました。見附島(通称 軍艦島)は、波静かな海岸にそそり立つ軍艦の様な形の島で奥能登の代表的なシンボルで珠洲町にあります。
 
2007年5月29日  
白米町の千枚田と輪島の朝市 
 
 
2007年10月20日
皇居・雅楽演奏会 東京都千代田区千代田
皇居内の東御苑にある宮内庁楽部で行われた雅楽演奏会に行ってきました。大手門から入って三の丸尚蔵館や百人番所を見ながら式部職楽部(写真右)まで広大な御苑内を15分位散策して楽部に着きました。演目は管弦と舞楽でしたが、西洋音楽とは異なり音階だけではなく単調なリズムの中から何か五感に響く心地良い演奏でした。写真・録画は禁じられていますので紹介できないのが残念です。帰りには二重橋(写真右下)にも立ち寄りましたが、改めて皇居は広大であると感じました
   
2007年11月9日
日光・二荒山神社 栃木県日光市
紅葉見物を兼ねて日光に行きました。華厳の滝や中禅寺湖の畔にある二荒山神社中宮祠(写真右)をはじめ世界遺産登録されている日光の2社1寺を巡りましたが中でも二荒山神社本殿のたたずまいが、非常に印象的でした。夕日に輝く銅葺きの屋根(中)、縁結びの笹の輪くぐり(左下)、境内の紅葉(右下)等など、、
 
 
2007年11月10日 
袋田の滝  茨城県久慈郡大子町
日本三大名瀑(華厳、那智、袋田)の一つで、真冬には完全凍結する事でも有名な袋田の滝の紅葉見物です。日本には比較的巾は狭いが高のある滝が多い中で、巾73m高さ120mで四段に落下する滝の流れ、岩肌に響く瀑音は率直に感動します。
 
 

2007年のいろいろな旅のシーンから,お気に入りの景観などを紹介していきます。

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