2017年6月22日 | |||
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河津七滝 | 静岡県賀茂郡河津町 | ||
大学時代の友人4家族との毎年恒例の旅行に、伊豆に行って来ました。河津七滝、浄蓮の滝を巡ってから伊豆長岡温泉で一泊しての旧交を温める旅でした。河津には数々の滝が存在しますが、中でも特に有名どころになっている七つの滝を「河津七滝」と呼んでいます。河津七滝は片道約1時間かけて巡ることが出来る全長850mの遊歩道があり、46mの吊り橋や伊豆の踊り子像が2ヶ所あります。本谷川の上流から.釜滝(落差22m)、.エビ滝(落差5m)、.蛇滝(落差3m)、.初景滝(落差10m・幅7m)、.カニ滝(落差2m)、.出合滝(落差2m)、.大滝(落差30m)とありますが、大滝は工事中で見る事ができませんでした。 | |||
前日の雨で水量が多い釜滝(落差22m)、覆いかぶさる様な玄武岩の上から雄大に 流れ落ちる、迫力満点の滝です。 . |
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えび滝は、滝の形が海老の尾ひれに似ていることから | 玄武岩の模様が蛇のうろこのように見える事から へび滝 | ||
2つの流れがここで出合ってひとすじの流れになる出合滝 | かに滝。 美しい渓流の中ひっそりと佇む 小さな滝です | ||
白い流れと「踊り子と私」のブロンズ像が自然の中で 調和して、伊豆の踊り子の敘情をかもしだしている初景滝 | |||
浄蓮の滝 | 静岡県伊豆市湯ヶ島 | ||
玄武岩の岩肌を幅7m高さ25mに渡り流れ落 ちる「日本の滝100選」にもその名を列ねている滝には女郎蜘蛛伝説が残り、滝の周囲に生い茂る深い森が醸し出す静寂な雰囲気の中に激しい音を立てて流れ落ちる姿はとても迫力がありました。 |
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2017年6月23日 | |||
修善寺虹の郷 | 静岡県伊豆市修善寺 | ||
旅の二日目、温泉で一泊してから修善寺虹の郷へ。このテーマパークの園内にはイギリス村、カナダ村などのテーマで施設および庭園が設けられています。この2つの村の間にはミニ鉄道が敷かれ、園内には庭園や花壇が多く、季節ごとの花々を楽しめることが出来ます。バラ、紫陽花が見ごろでしたが、菖蒲はイノシシに荒らされて残念な状況でした。敷地面積は約50万平方メートルに及びこれは東京ディズニーランドとほぼ同じ広さだそうです。 | |||
菖蒲畑に掛かる橋 夏目漱石が、過ごした修善寺温泉・菊屋旅館の客室を移築した記念館 |
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2017年3月29日 | |||
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杉本寺 | 神奈川県鎌倉市 | ||
久しぶりに鎌倉に行き巡礼古道を歩いて来ました。まだ桜には少し早い時期ですが天気にも恵まれて散策コースとして楽しんできました。スタートは鎌倉駅から、小町通りを横切り、段葛の前から住宅街に入り旧大佛次郎前をへて鎌倉最古の杉本寺へ向かいます。ここは、坂東及び鎌倉三十三観音霊場第一番のお寺さんなので、昨今の御朱印ブームの為か平日でも参詣客で賑わっています。茅葺屋根のお堂と苔むした石段が古刹の証でしょうか。 | |||
浄妙寺 | |||
鎌倉五山第五位の寺格を持つ臨済宗建長寺派の古刹で源頼朝の家来であった足利義兼が1188年に創建しました。本堂裏の墓地には明徳3年(1392)の銘がある立派な宝篋印塔の足利尊氏の父貞氏の墓があります。 | |||
報国寺 | |||
正式には報国建忠禅寺と言う臨済宗建長寺派の古刹で足利尊氏の祖父家時の創建と伝えられいます。現在の建物は関東大震災後に再建されたものです。 | |||
旧華頂宮邸 | |||
昭和4年に華頂宮博信侯爵邸として建てられたもので、 鎌倉市内の戦前の洋風住宅建築物としては鎌倉文学館に次ぐ大規模なものです。外観は、洋風民家に設けられるハーフティンバースタイルで、洋風の門、敷地内の樹木、幾何学式庭園と一体となり、往時の華やかな暮らしを彷彿させます。 |
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巡礼古道 | |||
華頂宮邸の先の山道を衣張山を目指して登るとパノラマ台から由比ヶ浜と江ノ島の眺望が開けます。大切通~法性寺~まんだら堂やぐら群~名越切通と山道を進みます。 | |||
まんだら堂やぐら群 | |||
名越切通 | |||
銚子の井は、鎌倉十井の一つで六角に造られた井戸枠の一端が水の出口となっていて、それが「お銚子」の口に似ているため、この名がつけられたそうです。 | |||
安国論寺 | |||
1254年(建長6年)鎌倉に入った日蓮が初めて道場とした岩窟がこの寺がつくられるもととなり、日蓮は、20年この地で過ごし、その聖跡が寺となった。1260年(文応元年)日蓮上人39歳の時、ここの草庵で「立正安国論」を著して前執権・北条時頼に建白しました。その為、度重なる法難を受けました。 | |||
妙法寺 | |||
日蓮の「立正安国論」が原因で鎌倉の僧・武士によって草庵が焼き打ちされました(松葉ヶ谷法難)。その草庵跡に日蓮が建てた法華堂が本圀寺で、本圀寺が室町時代に京都へ移されたあと、一旦は廃れたものの、護良親王の遺児である日叡が1357年(延文2年)再興したと言われます。本堂裏の仁王門をくぐった所には美しい苔の石段があることから、「苔寺」ともいわれています。 | |||
2017年8月17日 | |||
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藤沢・鵠沼皇大神宮例祭 | 神奈川県藤沢市 | ||
地元では、「神明さま」と呼ばれる天長9年(832年)創建の皇大神宮のお祭りは、毎年8月17日に行われ約120年以上も前の明治時代中頃に作られた高さ約8mの人形山車9台とお囃子の競演が見ものです。山車は、いずれも総欅造り、三層人形固定式で、下段は破風屋根で精巧な彫刻が施され、前面は囃子の座で廻り舞台です。車輪は4輪固定で補助輪を1軸の下へ入れて旋回する仕組みで意外と豪華な物です.。人形山車の人形は、那須与一、源頼朝、神武天皇、源義経、徳川家康、楠木正成、浦島太郎、日本武尊、仁徳天皇の著名な9体ですが、あまり脈絡が無いの面白いです。 | |||
修祓・祝詞・玉串の神事 | 楠木正成の人形山車 | ||
2017年7月03日 | |||
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富士登山 | 山梨県富士吉田市 | ||
ちょうど45年ぶりに3回目の富士登山に行って来ました。今回は、家内も一緒でしたので、かっての様に夜行日帰りの弾丸登山は年齢的にもキツイので本八合目(海抜3400m)の山小屋泊まりで、マイカー規制の始まる前に5合目に駐車して行って来ました。台風3号が接近する天気予報でしたが、晴天に恵まれ5合目を9:30に出て15:00富士山ホテルに到着。翌日の御来光を目指して18:00就寝。 | |||
五合目登山道から望む山中湖 | 下から望む七合目の鳥居 | ||
下山道分岐点から望む河口湖(中央) | 本八合目(海抜3400m)の山小屋から望む河口湖付近 | ||
2017年7月04日 | |||
4:30の夜明けを目指して2:00起床。ここからは山頂まで約80分ですが、外は台風の影響か風が強く吹いて雲の間から時折、月がおぼろに見えましたが高度が上がるに従い更に風が強くなり、砂が飛んでくるほどでした。御来光は見えず、代わりに巨大な笠雲(レンズ雲)が現れました。これは、上空の風が強いときに発生することが多く、天候が悪化する前兆だとされています。これは強風がやってくるときは上空から現れやすいことや、低気圧や前線といった悪天候の要因に伴って強風が吹くことが多いことからだそうです。7:00に山小屋を出るときには周囲は霧に覆われていましたが、途中からは再び快晴で気持ちの良いトレッキングでした。ただ足の大腿部は、筋肉痛でパンパンに、帰宅後の階段の上り下りは大変でした。 | |||
雲の間から時折、月がおぼろ | 巨大な笠雲(レンズ雲) | ||
2017年6月2日 | |||
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迎賓館・赤坂離宮 | 東京都港区元赤坂 | ||
迎賓館赤坂離宮で、建物の内部や庭などを見学できる一般公開が行われるようになりましたので行って来ました。迎賓館は、外国の国家元首や政府のトップ、王族など国の賓客をお迎えした時に、宿泊・晩餐会・お食事会などの接遇・おもてなしを行う国の施設で、かつて紀州徳川家の江戸中屋敷があった広大な敷地の一部に、明治42年(1909)に東宮御所(後に赤坂離宮となる。)として建設されたもので、当時日本の一流建築家や美術工芸家が総力を挙げて建設した日本における唯一のネオ・バロック様式の西洋風宮殿建築です。日本が独自の文化を守りながらの西洋化と富国強兵に突き進んでいた時代を象徴して、天皇を『武勲の者』という印象を表現するために、正面玄関の屋根飾りや内装の模様などに鎧武者の意匠があるなど、建物全体に西洋の宮殿建築に日本風の意匠が混じった装飾になっています。戦後、わが国が国際社会へ復帰し、国際関係が緊密化してゆくなかで外国の賓客を迎えることが多くなったため、「旧赤坂離宮」を改修して迎賓館となった歴史があります。建物内部は撮影禁止でした。 | |||
東京都庁・展望台 | 東京都新宿区 | ||
第一本庁舎1階から「展望室専用エレベータ」で、展望室へは、地上45階、202mまで55秒で一気に登ります。ちょうど快晴の良い天気でしたので南西方向には、新宿パークタワー、東京オペラシティなどが見えます。西には富士山が、北には中野サンプラザ、北東には東京スカイツリーが見えました。 | |||
肉眼では、富士山は真っ正面の雲の下に見えましたが、 | |||
中央やや左の白い建物が中野サンプラザ | |||
東京スカイツリーが右に見えます | |||
2017年4月07日 | |||
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旧海軍横須賀鎮守府司令長官官舎 | 神奈川県横須賀市田戸台 | ||
桜の名所として知られる旧海軍横須賀鎮守府司令長官官舎が、この時期と秋の期間限定で一般公開されましたので行って来ました。東京湾を一望に見晴らす高台にある官舎は、大正2年(1913年)に建てられた趣きのある和洋折衷の建物で、桜と見事に調和して良い雰囲気でした。庭には桜の他、サルスベリ、もみじ、梅、松、栴檀と多くの草木が生い茂っています。 | |||
引地川遊歩道の桜 | 神奈川県藤沢市 | ||
2017年5月25日 | |||
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韮崎大村美術館 | 山梨県韮崎市 | ||
2015年にノーベル医学生理学賞を受賞された北里大学特別栄誉教授の大村智先生が、40年余りかけて集められた美術品を、「優れた美術品は、人類全ての共有財産である」との思いから、2008年に郷里の韮崎市に寄付された美術品に行って来ました。収蔵品は、上村松園や片岡珠子をはじめとする女流作家、特に名誉理事長をされている女子美術大学OGの作品が多く展示されていました。環境的にも富士山をはじめ、八ヶ岳や茅ヶ岳、奥秩父連峰を望める場所にありますが、あいにく天気が曇り空でしたので景観は楽しめませんでした。 | |||
御岳昇仙峡 | 山梨県甲府市 | ||
御岳昇仙峡は甲府市の北部に位置する渓谷で、秩父多摩国立公園として 国の特別名勝にも指定されており、「日本一の渓谷美」といわれています。 長い歳月をかけて削り取られた花崗岩の断崖や奇岩・奇石と清澄で豊富な水の流れをみることができ、渓谷沿いの遊歩道から、四季折々で変化に富んだ渓谷美を間近で楽しめますので、今回は、家内の希望で緑の濃くなった渓谷を歩いて来ました。 | |||
覚円峰 | |||
昇仙峡の主峰・覚円峰と天狗岩 | 石門 | ||
高さ30mの仙娥滝 | |||
武田家代々の祈願所でもある金櫻神社 | |||