2018年4月05日
飛鳥山公園 東京都北区王子

飛鳥山公園といえば「さくら」が有名です。この地を桜の名所に仕立て上げたのは、八代将軍徳川吉宗でした。享保の改革の一環として整備・造成を行った公園として知られています。吉宗の治世の当時、江戸近辺の桜の名所は寛永寺程度しかなく、花見の時期は風紀が乱れた。このため、庶民が安心して花見ができる江戸っ子たちの行楽の地とするため、飛鳥山を桜の名所にしました。明治6年(1873年)3月には日本最初の公園の一つに指定された。園内に残る渋沢栄一の旧邸は国の重要文化財に指定されています。今年はソメイヨシノは、既に散り始めていましたが八重桜が丁度見頃でした。

晩香廬(ばんこうろ)は渋沢栄一の喜寿を記念して清水組から贈られた木造の洋風茶室  青淵文庫(せいえんぶんこ)は渋沢栄一の傘寿と子爵昇爵を祝って建てられた鉄筋コンクリート造2階建ての書庫。
 
旅日記 2018
2018年3月31日
東京駅 東京都千代田区
高校の同級会の花見で、久しぶりに東京に出たついでに、整備が終わった東京駅前から 「皇居乾通り 春の一般公開」で皇居内の桜見物をしてきました。平成26年の春に、天皇陛下が傘寿(80歳)を迎えられたことを記念して、サクラとモミジが植えられた皇居内の「乾通り(いぬいどおり)」が公開されました。 桜の時期に通り抜けられるのは2016年の春の一般公開から2年ぶりです。
   
 
皇居「乾通り」の通り抜け  

東京駅から徒歩で皇居まで行ったのですが、思ったよりも遠く約20分程度かかりました。皇居には複数の入り口がありますが、皇居の桜の一般公開を見るには、「坂下門」からしか入場することができません。皇居の坂下門に入門する際には、セキュリティーチェックと持ち物検査があります。金属探知機を使ってセキュリティーチェックが行われ、カバンの中身を見せて危険物などを持ち込んでいないかを目視で確認されます。皇居坂下門から入って宮内庁庁舎前から乾濠及び蓮池濠沿いの約750m歩いて約100本の桜を観ながら乾門から出るコースと、東御苑に抜けるコースを散策してお花見することができます。

坂下門の内側  御所 
富士見多門 門長屋 

道灌濠から見た門長屋

 
   
道灌濠
 
  皇居側から見た乾門  
 
乾門前の歩道橋を渡り北の丸公園へ進みます 北の丸公園を抜けて田安門にでます
   
千鳥ヶ淵の桜   
桜の名所で有名な千鳥ヶ淵緑道には、約260本の桜が、まるで桜のトンネルの中を歩いているような感覚になります。また千鳥ヶ淵と英国大使館に挟まれる千鳥ヶ淵公園には約170本の桜が咲き、風に吹かれて花びらが舞はじめ、花吹雪の中の散策を楽しめました。桜も散り始めた千鳥ヶ淵には花筏が広がって風流な趣でした。
 
   
   
靖国神社の桜   
靖国通り沿いは、桜のお花見に訪れたたくさんの人々で賑わいます。靖国神社境内には、ソメイヨシノやヤマザクラなど約400本の桜があります。また、靖国神社境内にあるソメイヨシノは、気象庁が東京の桜の開花宣言をする際の基準木となっていて春先には日本中の関心を集めている有名な桜です。
   
本殿  開花宣言をする標本木の桜 
   
外濠の桜(市ヶ谷駅付近) 
外濠公園は、外濠である牛込濠・新見附濠・市ヶ谷濠に沿うように位置し、JR飯田橋駅から市ヶ谷駅、四ツ谷駅まで約2kmに渡ります。外濠公園には、ソメイヨシノやヤマザクラなど約240本の桜があり、公園が車道から一段上がった遊歩道になっているので、ゆっくりと歩きながら桜のお花見を楽しむことができます。外濠公園はJR中央線・総武線に沿ってあります。 
   
桜の中をJR総武線が行く  四谷交差点、上智大学前 
   
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旅浪漫は、つれづれにまかせて、国内のあちらこちらを訪れた記録ですので時折このページをのぞいて見てください。

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