留園は、世界遺産として清の時代の建築造園様式を今に伝える中国四大名園のひとつです。
1571年に造られた五つのアーチを持つ放生橋
外灘(がいたん)界隈
今日は、上海市内観光で豫園(よえん)、豫園商城、上海環球金融中心(上海ヒルズ)展望台、上海博物館と新天地に行きます。夜は上海雑技観賞です。
現地ガイド(上)と、長大な線香をあげる参詣客(下)
寒山寺,
多分、日本人にとって少林寺に次いで有名な中国のお寺が寒山寺ではないでしょうか。張継の楓橋夜泊の詩に魅せられた日本人が毎年寒山寺除夜の鐘ツアーに訪れるそうです。また寒山と拾得という名僧がいたことでも有名なお寺です。
同里
中国では古くからある小さな田舎町を「古鎭(こちん)」と呼びます。蘇州の南、18kmにある同里古鎭には世界遺産に指定されてた退思園があることで有名な古鎭です。同里は周荘、甪直とならんで「江南水郷三明珠」といわれて、この地区では3つの指に入る有名な古鎭です。退思園は、池を中心に全建物が水に浮かんでるように設計されています。また古鎭の街には40もの造形や時代の異なる橋が架かっていて江南の水辺の農村風情を残しています。
無錫(むしゃく)
無錫は中国で4番目に大きい淡水湖(面積は琵琶湖の約3倍)をかかえ水産物に恵まれた水郷の町です。かっては錫山より大量の錫が産出されていたので有錫と呼ばれていたのが、その錫も漢の時代に掘り尽くされてからは無錫と呼ばれるようになったとの事ですが、おもしろい名前の変遷です。
朝8:00にホテルを出てから無錫(むしゃく)、同里を観光して周り蘇州に戻る一日です。
蘇州
蘇州は江蘇省の南東部で長江三角州の中心に位置し上海に接してた街です。東に太湖が豊かな水をたたえ長江が流れる水の都です。古来より「天に極楽あれば、地に蘇州・杭州あり」と詠われる景勝地で、水路が多く「東洋のベニス」とも呼ばれていますが、、、、???
今日は、蘇州市内観光(留園、寒山寺)の後に朱家角を経て上海に向かいます。
今日は帰国日です、上海を9:45の上海航空便で出発して羽田に向かい、江南の旅は終わりです。
退思園
世界遺産の退思園は、任蘭生が清の時代に、池を中心に全建物が水に浮かんでるように造営した庭園です。蘇州には、その他、拙政園、留園、網師園、滄浪亭、獅子林なども蘇州古典園林として登録されていますが、退思園は代表的な物のひとつです。
外灘(がいたん)より東方明珠テレビ塔を望む
宿泊した上海大廈
外灘(がいたん)界隈の夜景
上海
上海は中国最大の国際都市で、今では近未来的な風景に象徴される中国発展のトップ・シティとなっていますが、かっては、欧米日列強の占領地として東洋と西洋ガ混然と存在するエキゾチシズムに満ちた危険な魔都と呼ばれた都市でした。現在は、そんな租界地の古さと経済発展による新しいダイナミズムが共存するす都市です。
朱家角(しゅかかく)
朱家角は「正真正銘の明清時代の町」と形容される宋の時代以来の歴史のある街です。明清時代の建物が川沿いにずらりと並び「街三里、店舗千個」と言われ商店の並ぶ北大街や水郷風情に富んだ古色蒼然たる橋が今も36箇所残っています。
今回は羽田を16:35の上海航空便で出発して上海に17:10到着後、街で夕食を食べた後に宿泊予定地の江蘇省の蘇州へ向かいます。
蘇州を流れる運河
2010年2月28日~3月04日