詩人 ルイス・デ・カモンイスが詠んだ詩の一節が十字架の塔に刻まれている
昼食はファティマにある修道院 Casa Das Irmas Dominicanas での午餐です。
2連泊したHF Tuela Portoホテル
コインブラの町並、丘の上が大学
コインブラ大学構内
コインブラ大学のシンボル、時計塔とラテン回廊
バロック様式の新カテドラル
要塞を兼ねていた旧新カテドラル
コインブラのフェレイラ・ボルゲス通り
コインブラの町並
途中の「歓喜の丘」からはサンティアゴ・コンポステラがはっきり望めます
世界遺産であるサンティアゴ・デ・コンポステラの旧市街と巡礼の道には巡礼街道を表すホタテ貝の鋲が打たれ、巡礼街道の終点のオブラドイロ広場の中央には、大きなホタテ貝のランド・マークがあります。11〜12世紀にかけて建てられたロマネスク様式のカテドラル(大聖堂)にはヤコブが祀られています。
ペーナ宮殿へ向かいます。バスだと1分ぐらいで到着ですが待ち時間がもったいないので、ムーアの城跡からペーナ宮殿入り口まで歩いて行きました。下り坂なのでたいした事は無く10分弱位で到着します。ペーナ宮殿からは同じ巡回バスでシントラ駅へ戻れます。
ペーナ宮殿入口
今はボサーダ(宿泊所)になっている城

アズレージョが美しい回廊

キリスト教修道院入口

南門
ファド・ショー
「ポルトガル最後の夜」は国民的音楽のファド(運命の意味)を聞きに行きました。ホテルからタクシーで7ユーロ位でグロリア線のケーブルカーの丘の上に位置するCaldo Verdeと言うファド・レストラン(住所はTravessa Poco da Cidade n40 Bairro Alto 1200 Lisboa 電話は213-422-091)です。ここは一人10ユーロ以上使えばOKでカバー・チャージも不要の店です(因みにビールは3.5ユーロ、ワインはボトルで14ユーロ、食事は13ユーロ位からあります)。出演の歌手は男性1人と女性2人でした。夜の9時頃から12時近くまで楽しみました。
店内の雰囲気
始まる前に写した女性歌手
マヌエル様式のキリスト教修道院
ジェロニモス修道院,
大航海時代の栄光を伝えるマヌエル様式の最高傑作と言わている世界遺産です。 
ルネッサンス様式のジョアン3世の回廊

悠久のポルトガル8日間

ロシオ広場
ロシオ(Rossio)駅
ロシオ駅構内
「ペーナ宮殿はドイツのルートヴィヒ2世が有名なノイシュヴァインシュタイン城の建築を命令したが、このペーナ宮殿建築を命じたのは、彼のいとこのフェルディナント2世がドイツから建築家を呼んで建てたものです。標高529mの山頂にあるのでリスボンや大西洋の眺望が楽しめます。
日本到達の年1541年
後ろから2番目で,座って祈る姿はフランシスコ・ザビエル
16世紀に河口を守る要塞だった ベレンの塔 世界遺産です
リスボン(Lisboa)
マリオット・リスボンに2泊して市内観光と、そして自由時間には電車・バスを乗り継いで世界遺産のシントラ宮殿、ベーナ宮殿観光にシントラに行きました。最後の夜はポルトガルの民族歌謡ファドを聞きに行って楽しんできました。
シントラ(Sintra)
午後の自由時間にシントラ観光に電車・バスの公共交通を利用して訪ねてきました。シントラはリスボンの北西約30Kmにある夏の避暑地として王侯貴族に愛され、イギリスの詩人バイロンが「この世のエデンの園」とたたえた街です。深い緑の山中に、王宮を中心として貴族らの別荘が点在する箱庭のような美しさがあり1995年に世界遺産に登録されています。

私達は15:15にシントラ駅に到着して、市内巡回バスでシントラ巡りをしました。バス乗り場は、シントラ駅を右側に出て徒歩30秒。バス切符は運転手から買えます。世界遺産のムーアの城跡やペーナ宮殿などを周遊するバスは434番で周遊券は5ユーロ、スケジュールは毎時20分おきに巡回していますので、最初はSintra Vilaで下車して王宮を見学します。
王宮前のレプブリカ広場
王宮入口からのレプブリカ広場
王宮
紋章の間

切符【Bilhete】

修道院内の石のアーチ回廊
修道院内のサンタ・マリア教会
ホテルの窓からの眺め
ハイウエイの壁にもアズレージョと、水道橋
4月25日橋とクリスト・レイ(巨大なキリスト像)
発見のモニュメント 先頭に立つのはエンリケ航海王子
1日目
ヴィーニョ・ヴェルデ(Vinho Verde)
「緑の(若い)ワイン」完熟前のブドウから造る微醗酵させた発泡性ワインでフレッシュで爽やかな酸味が特徴でシーフードによくあいます。
有料のコイン式トイレと内部、20セントを入れるとドアが自動的に開き、用事を終えてドアを開いて出ると自動清掃します。
ロカ岬(Cabo da Roca)
ユーラシア大陸の最西端、北緯38度47分、西経9度30分に位置する岬で、高さ144mの断崖絶壁の上にポルトガルの詩人カモンイスが詠んだ詩の一節 「ここに地果て、海始まる」の碑が大西洋の風をうけてポッンと建っています。
オビドス(Obidos)
山間に広がるブドウ畑の丘にある、中世の城壁に囲まれた小さな町で、今なお中世のままの姿をとどめています。王妃イザベルが魅せられた、その美しさから「谷間の真珠」とも称されています。
夕食で「鰯のグリル」を食べたレストランSt. Miguel
1日目

今日はナザレからオビドス、ロカ岬を経てリスボンに向かいます。ナザレの女性は、七枚重ねのヒラヒラした短いスカートに刺繍入りのエプロン、ショールとスリッパ、そして未亡人は黒づくめが伝統的な衣装です(写真左下)。ナザレの高台のシティオ地区からは美しい海岸線と街が一望できます。

カルダス・ダ・ライーニャ(Caldas da Rainha)
「王妃の湯治場」の意味を持つこの街は王妃レオノールが設立した鉱泉病院がある交通の要のまちです。またポルトガルを代表する陶器の町でもあり、キャベツの食器シリーズで有名なボルダロ・ピニェイロの工場もあります。レプブリカ広場で開かれる朝市に立ち寄りました。
街の入口の城門ポルタ・ダ・ヴィラ
街の入口の城門のアズレージョ
敬虔な信者はひざまずきながらバジリカに進む
ナザレ(Nazare)
美しい海岸線のある古代フェニキア人により開かれた街で、フランス映画「過去を持つ愛情」の主題歌「暗いはしけ」をマリア・ロドリゲスが歌ったシーンで有名なリゾート地です。
前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世像
ファティマ(Fatima)
ファティマは第一次世界大戦中の1917年、三人の子供の前に聖母マリアが出現するという奇跡が起こった場所とされ、ローマのサン・ピエトロ寺院に似た荘厳な教会が建ちカトリックの聖地となっています。1981年に前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世がバチカンで狙撃された、その日は偶然にもファティマの奇跡のあった5月13日だった。30万人が収容できる巨大広場の前に65mの塔を持つネオ・クラッシク様式のバジリカを中心に広がる街で、歴史的な見所は特にはなく、バジリカが有名な街です。

コインブラ(Coimbra)
今日はポルトからポルトガルを南下してコインブラ、ファティマを経てナザレに向かいます。政治のリスボン、商業のポルトに次ぐ第三の都市コインブラは、丘の上の名門コインブラ大学を中心とする街です。

1日目

ポルトに来たらやはりポートワインを味わおうと言う事で創業1790年のサンデマン(Sandeman)社へ見学と試飲に行き、お土産としてWhites Portoを買いました。出た時は日没で町は暗くなっていました。

モンテ・デ・ゴゾ(Monte de Gozo)
途中のMonte de Gozoにはサンティアゴ・コンポステラを望める丘があり巡礼者の銅像が建っています
サンティアゴ・デ・コンポステラ(Santiago de Compostela)
バスの周遊券 5ユーロ

今日はポルトからスペイン北部のサンティアゴ・コンポステラまで日帰り旅行です。サンティアゴ・コンポステラはエスサレム、ローマに並ぶキリスト教三大聖地のひとつです。9世紀初めに星に導かれた羊飼いがサンティアゴの地で十二使徒のひとりであるヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の墓を発見して以来キリスト教徒の間で聖地とされ、各地から巡礼者が訪れるようになった所です。ちなみに「コンポステラ」とは星の降る野原の意味です。

シントラへの鉄道での行き方
リスボンのロシオ駅から平日なら毎時10分おきにシントラ行きの電車が出ています。休日は、15分に1本程度です。窓口で行き先のシントラを告げて切符【Bilhete】を買いますが最初はICチップ付きのカードを0.5ユーロの発券代とシントラまでの往復3.9ユーロの計4.4ユーロで求めます。チケットは日本のスイカと同じで自動改札にタッチで通過できます。約40分ほどでシントラ駅に到着します。

サン・ベント駅のホールには約2万枚のアズレージョでポルトにまつわる歴史的な出来事が描かれおり、とても駅とは思えないほどの立派さでした。

アルファマ地区にあるファド博物館
4月25日橋とクリスト・レイ(巨大なキリスト像

サンフランシスコ教会は14世紀に当初はゴシック様式だったが17世紀にバロック様式に改装された。内部の天井・壁は金泥を塗った木彫り彫刻で装飾されており、特にキリストの家系図「ジェッセの樹」は有名ですが撮影禁止でした。

ポルト(Porto)
ポルト
はドウロ川の河口の丘陵地帯に広がる町で、川を挟んで北側に教会や歴史的建造物が集まり、ポルト歴史地区として世界遺産登録されています。また南側はポートワインのセラーが多く点在しています。

テンプル騎士団の円堂

天井のテンプル騎士団の紋章

騎士団集会室にあるマヌエル様式の大窓
ロカ岬到達記念証

成田を10:25に出発して15:05にフランクフルトに着きました。リスボンにはフランクフルト経由で行きましたので、乗換時間の合間にフランクフルト市内の旧市庁舎のあるマーレー広場のクリスマスマーケット見物に行きました。そこで味わうのは、もちろんグリューワイン(Gluhwein)とソーセージ。冬の風物詩であるグリューワインは、温めた赤ワインにオレンジピールやシナモン、グローブ等の香辛料を加えた物です。飲み終えたマグカップは年毎や町ごとに異なるデザインなので記念に持ち帰ってもよいし、店に返却すればデポジットの2.5ユーロが戻ります。ワインも2.5ユーロでした。

紋章の間の壁にある18世紀のアズレージョ
カササギの間
サンタ・マリア教会とペロリーニョ(罪人のさらし柱)
1日目
エドゥアルド7世公園からリスボンの街を望む
エドゥアルド7世公園からサン・ジョルジェ城を望む
ボンバル公爵広場
ラヴラ線のケーブルカー
グロリア線のケーブルカー
レスタウラドーレス広場
アルファマ地区の路地裏散策
ドン・ルイス1世橋
Fadoの歌声 動画
修道院内のヴァスコ・ダ・ガマの石棺
修道院内の回廊と中庭

今日は、帰国日。朝6:55のルフトハンザ航空便でフランクフルト経由便にて翌日の成田着で帰国しました。

1日目
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旅行記を見ていただき有難うございます。何かの参考になれば幸いです。

成田に帰国

カスカイス(Cascais)
コスタ・ド・ソル(太陽の海岸)と呼ばれるエリアの西端にある、のどかな海辺リゾート地です。町から2km程はなれた所にある「地獄の門」と呼ばれる30m位の岩礁に口を開けた洞穴に大西洋の荒波が打ち寄せ波しぶきを上げる場所に寄りました

フランクフルトのマーレー広場のクリスマスマーケット

1日目
サンタ・クララ橋

トマール(Tomar)
トマール
はナパオン川の畔に広がる町で、ここには世界遺産であるマヌエル様式のキリスト教修道院があります。12世紀にレコンキスタで活躍したテンプル騎士団が建てた修道院で400年にわたって建設されたので多様な様式がみられますが、騎士団の本拠地として堅牢な城塞や聖堂は今に受け継がれています。

1日目
列車内の様子
シントラ駅
再びバスに乗り「ムーアの城跡」(Castelo Mouros)に向かいます。約5分位で到着します。
ムーアの城跡」入口
ムーアの城跡全景
サンタ・マリア教会の中央祭壇
サンタ・マリア教会の17世紀のアズレージョ

2011年12月08日〜15日

地獄の門
ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会 バロック様式の聖堂で、ヴァスコ・ダ・ガマもインド航海の前後に訪れたと言われる。祭壇付近から翼廊まで旧約聖書を題材にした18世紀のアズレージョで見事に埋め尽くされていまする。
ポルタジェン広場
サンタ・クルス修道院
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