和風旅館
2007年2月4日
屋根瓦は隅の所は本物同様に切断して合わせますので面倒になり、やる気がうせる時がありますが、あと少しなので頑張ります。

日記は製作開始の時から記録する物でしょうが、製作が既に先行していましたのでホボ終わりに近い今頃から書いてもあまり意味が無いかもしれませんが、日本家屋の屋根裏の構造がどのように作られているのかを見るのも一興かと思い書いてみました。

2007年3月31日
鬼瓦, 棟瓦, のし瓦をのせて屋根瓦も完全に葺き終えて、ついに完成しました。製作開始から2年3ヶ月で終了ですが家具調度品をこれからは取り揃えていきます。
2007年1月27日
屋根の正面の隅の部分ですが左右の瓦を切断してキッチリ合わせるのに手間がかかりますのでがまだ途中です

屋根を裏返した写真です。「ひさし」の裏側に垂木(たるき)や隅木(すみき)を付けました。写真が小さくて判りにくいと思いますが垂木や隅木の先端は白く装飾しました・

製作工程を理解するために、例として建物の外に面したガラス戸の製作工程を見てみます。
(写真左下)戸を構成する各部品をまず組合わせてガラス戸(アクリル板を使用)を組立ててからサンド・ペーパーで磨き上げて、アクリル絵具で本物らしく古さも表現する様に着色し、水性ニスで仕上げて、いかに本物により近づけるかにかかっています。
(写真右下)完成したガラス戸を実際に建物に組み込んだところです。

2007年2月25日
屋根瓦を全体に葺き終えました (上:正面から、右上からの眺め) いよいよ鬼瓦と棟瓦をのせて屋根も完成します。
2007年2月10日
前面の屋根瓦はほぼ葺き終えましたので懸魚(けぎょ) -屋根の破風につけた飾り板で防火のまじないを込めて魚の形が多い- を付けましたので見栄えが良くなりました。

屋根の横は終わりましたが正面がまだ途中です

屋根を真横から見た写真ですが、いよいよ屋根に瓦をのせ始めました。

屋根の瓦を張る前の下地の黒紙を張りましたので、屋根のおおよそのイメージが出来上がりました。

ドールハウスの製作順序は2x4住宅の様に下から作り上げて屋根が最後になります。
これは屋根の基礎となる土台部分。

2007年4月07日
完成した屋根を建物にのせてみました。屋根の下から覗くと「ひさし」の裏側に垂木(たるき)や隅木(すみき)も見えます。正面右から見ると屋根の破風につけた飾り板の懸魚(けぎょ)や鬼瓦, 棟瓦, のし瓦も建物の荘厳さを出しています。和風旅館の建物はこれで完成です。

屋根を裏返した写真です。軒裏のそり具合が良く判ると思います。瓦をのせる前に軒裏や「ひさし」部分をつくります。

軒裏を取付けました、屋根の軒の線にカーブをつけて曲げているので軒裏の素材には経木(木材を紙のように薄く平たく削ったもの)を用いています。

屋根の土台に瓦を取付ける枠を付けました
これも細い木で屋根のひさしの曲線を出しています

2006年11月25日
和の建物は意外と見えない所にも手がかかっています屋根もハリボテではなく瓦をのせるので本物の様に土台からしっかり作ります

では屋根の製作過程を見てみましょう

入口に
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