Celler Bier(ツェレ・ビール)、
ツェレ(Celle)の町のピルスの地ビール
Holsten(ホルステン)
800年の歴史のあるハンブルク(Hamburg)の醸造所のピルスですが早くから世界に向けて輸出されていますので日本でも有名です。
Jever(イェヴァー)
北海に臨むフリースラント地方の町イェヴァー(Jever)でつくられてるピルス、ドイツ北部を代表する銘柄です。
Duckstein(ダックステイン)
ハンブルク(Hamburg)の醸造所、色は「Copper-Gold」と書かれている様にヴェイツェン独特の小麦麦芽の濁りがあるアンバー色のドゥンケルです。
Kostritzer(ケストリッツァー)
旧東ドイツ・ライプチヒの南東50kmに位置するバート・ ケストリッツ村で1543年に創業された黒ビール醸造会社で、現在はビットブルガー社の傘下。文豪ゲーテが愛したビールとして知られる黒のシュヴァルツ
Beck's Gold(ベックス・ゴールド)
ドイツで輸出量No.1を誇るクセのないすっきりとした味のブレーメン(Bremen)のビールで日本でも有名なヘレスです
Berliner Weisse(ベルリーナー・ヴァイセ)
ベルリンの御当地ビールで、ヴァイスビールをベリー系の赤、またはハーブ系の緑のシロップで割ったビールのカクテルでストローで飲みます。店によって割るシロップがいろいろカラフルにあるようです。
Feldschlosschen(フェルトシュレースヒェン)
醸造所はドレスデン(Dresden)ですが、スイスにはロゴが異なるバーゼル近郊の Rheinfeldenに同名のカールスバーグ傘下の別会社の醸造所がありスイスでは有名です。
Schwarzer Steiger(スティンガー)
ドレスデンの醸造所の黒(シュヴァルツ)ビール。
Dresdner Felsenkeller(ドレスナー・フェルセンケラー)
ドレスデンの地ビールのピルス。地元のスーパーで買つたら500mlで0.58ユーロでした。
Radeberger(ラーデベルガー)
ドレスデン近郊のラーデベルガーで造られるピルス専門の醸造所として始まり珀色の円熟した苦味が特徴でザクセン王が愛飲したとか。
Rauchbierラオホビーア
バンベルクの御当地ビールで、煙でいぶした麦芽で作った珍しいビール。黒ビールに近い色で飲んだ後にスモーキーな香りが残ります。地元のSchlenkerlaが人気の店です。
Tucher(トゥーハー)
ニュルンベルクの大商人の名前を付けた、フルーティな香りと濃厚な味のヴァイスビールです。
Eschenbacher(エッシェンバッハー
バンベルク近郊のEltmann,という小さな町の地ビールのドゥンケルです。
Kitzmann(キィズマン)
ニュルンベルクにある創業1712年の醸造所のエーデル・ピルスです。Edelpilsとは「高貴なピルス」の意味で、元来ドイツの名門醸造所が使用していた由緒のある名前だそうです。
Oechsner Edelhell
Ochsenfurt,という小さな町の地ビールで創業1798年の醸造所のエーデル・ヘルです。Edelhellとは「高貴なヘル」の意味です。
Brauhaus Rothenburg Alt Frankisch(ブロイハウス ローテンブルク アルト)
ロ-テンブルクのガルゲン門を出たところにあるガストホーフ・リンデで飲んだアルト・ビールです。泡はきめが細かくクリーミーでビールの色はかなり深いダークブラウンの地ビールです。
Lowenbrau(レーヴェンブロイ
ドイツ語で、レーベンは「獅子」、ブロイは 「醸造所」の意味で、レーベンブロイとは、王者ライオンの称号を持つビールのこと。 ミュンヘンでうまれて 独特のまろやかなコクとすっきりした味わいで世界中に輸出されている。 600余年の伝統が築き上げた、ドイツを代表するビール。
Paulaner(パウラナー
ミュンヘンの創業1634年の比較的大きな醸造所のヘルです。地元のスーパーで買つたら500mlで1.04ユーロでした。
Hofbraur(ホーフブロイ)
ミュンヘンを代表する大手メーカー。バイエルン国王のために1589年に作られた王室醸造所が起源です、飲んだのはバイエルンを代表する
ヴァイツェン
Turmbrau(タームブロイ
黒い森の近くのフロイデンシュタットにある醸造所のピルスです。スーパーで500mlで0.60ユーロです。
Eichbaum(ホーフブロイ)
マンハイム(Mannheim)にある1679年創業の醸造所です。
Allgauer Brauhaus(アルガウアー)
フッセン近郊のケンプテン(Kemptn)の醸造所のヴァイツェンです
Bitburger(ビットブルガー)
ビットブルガーは、ラインラント・プファルツ州のビットブルクという街にある醸造所。1883年にドイツで初めてピルスナーという名称を用いたことで知られています名水の郷、アイフェル地方の水を使いキレ味抜群のピルスナービール
Bitburger(ビットブルガー)
ビットブルガーのシュヴァルツ(黒ビール)です
Frankenheim Alt(フランケンハイム アルト)
デュッセルドルフで醸造される代表的な御当地ビール。ドイツ特有のブラウンダークの、苦味の強いアロマが豊かでホップが効いた味わいです。苦味と酸味のバランスのよい味わいが特徴のアルトビール。
     
Sion(ジオン)
1511年創業の自家製ケルシュビールの名店Brauhaus Sionのケルシュです。これは伝統的に200ml入りの細長いグラスで飲みます。各種の焼ソーセージBratwurstとよく合います。
   
発酵 ビールの名称 主なエリア 特徴
下面発酵低い温度(約5度位)で発酵 アメリカン・ラガー(Lager) アメリカ ホップの苦味や麦の香りが弱い
上面発酵高い温度(約20度位)で発酵 ペールエール(Pale Ale) イギリス 麦芽やホップの苦味が強いが、フルーティーな味と香り
スタウト(Stout) アイルランド 黒く苦味は強いがホップの香りはあまりしない
バーレイワイン(Barleywine) イギリス アルコール度数が約10%と高くワインのように芳醇
自然発酵野生酵母で発酵 ランビック(Lambic) ベルギー 酸っぱい味。チェリーやラズベリーを漬け込んだものもある
     
Leff Blond(レフ・ブロン
トラピスト会以外の修道院の製法で造られ物をアビイ・ビールと総称されます。レフ修道院のもので色が濃く、アルコール度数も6.6%あります。
Duvel (デュベル
「悪魔」の意味のゴールデン・エールです。クリーミーな泡立で口当たりが良くスムーズの飲み口です。、アルコール度数は8.5%あります。
Belle-Vue Kriek(ベルビュー・クリーク)
「ランビック・ビール」にチェリーを漬け込み発酵させた色鮮やかなピンク色の甘酸っぱい味のビールです。アルコール度数は5.2%です。
     
Chimay Bleue (シメイ・ブルー)
ベルギー国内6つのトラピスト・ビールの中で最も有名で、味は甘いカラメルと香りが特徴です。アルコール度数は9.0%あります。
Rochefort (ロシュフォール
ベルギーで最もアルコール度数が高い11.3%のロシュフォール10 ビールを造る会社のものですが、これは6%の物ですが熟した果実を思わせるフルーティーの味が特徴です。
Brugse Zot (ブルッグス ゾット)
「ブルージュの馬鹿」と呼ばれる柔らかな柑橘系の酸味を感じる透き通ったゴールド色のビールです。アルコール度数は6.0%あります。
 ビール紀行を見ていただき有難うございます。何かの参考になれば幸いです。
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ビール紀行はドイツ周遊の旅がデュッセルドルフを起点として北はエリカ街道を北上してリューベックまで、東はベルリン、南はロマンティック街道でシュバンガウまで西は古城街道で再びデュッセルドルフに戻るコースに従いながら各地のビールを紹介します。ビヤホールやレストランで500mlの大ジョッキの値段は、どれでも約3~4ユーロ位です。スーパーでは1ユーロ以下でビールが買えますが雰囲気やビールの注ぎ方も値段のうちなのです、、、、
ビール紀行

ドイツ周遊観光する機会に、ビール王国の各地で飲み歩きも楽しみました。ドイツには全国統一のメーカーは少なく、ローカルの地ビールが中心ですから、まさにBier Reise(ビール紀行)というドイツ語もあるほどです。ドイツのビール造りの歴史は中世にまでさかのぼり、16世紀から今も守られている「ビール純粋令」があります。1516年にバイエルン公ヴィルヘルム4世は、悪質な業者がいろいろな添加物を入れて質の悪いビールを製造するのを禁止するために、「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」という法令を出しました。それに反して日本のビールはプレミアムの商品を除いて副材料の「でんぷん」や米等が混入されていますのでドイツではビールという事で販売が出来ません。最近のニュースで驚いたのは、日本のビールで多く使われている「でんぷん」のコーンスターチは、コスト低減の為に消費者に知らせないまま遺伝子組み換えのコーンを使用していることです。かたやドイツでは街の小さな醸造所が伝統を守り幾世代も絶えること無くビールを造り続けており、いまや1300の醸造所で5000の銘柄を数えるそうです。

ひと口にビールといっても製法はいろいろあり、酵母とその醸造方法によって昔ながらの上面醗酵(エールAle)と、近年急速に普及した下面醗酵(ラガーLager)の二つに分類されます。エールは発酵が進むにつれ酵母が浮上し上面に層をなす事から上面発酵で醸造されるのに対しラガーでは酵母が下に沈殿するため下面醗酵となります。日本で最もなじみ深いのがラガーです、他にも原料の割合や醗酵後の処理で名前が異なりますので下記の分類表を参考にしてみてください。

ベルギービール、
ビールの国民一人あたりの消費量は隣国ドイツをしのぎ、ベルギーはまさに「地ビール王国」です。日本の約12分の一の人口、国土面積で100以上の醸造元があり何百種類ものビールが存在しています。ベルギー独特の製法に自然発酵があります。浅いタンク内で、空気中に含まれる自然の酵母で発酵させる世界的にも珍しい製法でランビック・ビールと呼ばれています。また生産者による分類で、トラピスト・ビールと呼ばれる、全世界に7か所ある(うちベルギーには6か所)醸造所を持つトラピスト会修道院で造られいる物があります。ここでは私が飲んだ代表的な銘柄を紹介します。
= シュヴァルツ(Schwarz)
= ダーク(Dark)
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